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#freeze
**NFSとは? [#x76f9ae2]
''Network File System''の略で、コンピュータ間でデータをやりとりする際に 使われる方法です。ウィンドウズで言うと、''共有フォルダ''ですね。

**とりあえず、試してみましょう [#x815b90a]
今回は、以下のようなシステムを想定しています。 
#ref(nfs_pic1.png,left,nowrap,画像)

ホスト"MAHORO"のディレクトリ(/usr/local)を、 ゲスト"MINAWA"のディレクトリ(/work)にマウントする場合を考えます。
ウィンドウズでは、フォルダの共有をする際に、フォルダのプロパティから共有の各種設定をします。 Solarisでも、同様に、ホスト側のコンピュータで共有を許可するディレクトリを設定する必要があります。

-忘れてはいけないこと~
ホスト側にはNFSサーバ、ゲスト側にはNFSクライアントがインストールされ、かつ起動できる状態であることを確認してください。(大抵は入っているはずですが・・・)

-両方の設定~
''/etc/hosts'' - コンピュータ名とIPアドレスの対応表です。
これを書いておかないと、以後、ハマる(マウントできない)恐れがあるので、ここで準備をしておきます。
以下のように追加しておきます。
 192.168.0.11 mahoro
 192.168.0.21 minawa
DNSが使えるからと言っても、どうもうまくいかない場合があります。 念のため、記述しておきましょう。

-ホスト側の設定~
''share'' - 特定のディレクトリを共有するコマンドです。
使い方は以下の通りです。
(コマンドプロンプトにて)
 # share -F nfs -o root=minawa,rw=minawa /usr/local

ここで、引数について解説します。

 -F nfs
ファイルシステムのタイプを指定します。 
 -o root=minawa,rw=minawa
共有を許可するコンピュータ名を列挙します。複数のコンピュータを許可する場合は、コロン":"で区切って並べます。また、"root"項は、root権限での書き込みを許可するコンピュータ名、"rw"項は、単純に読み書きを許可するコンピュータ名を書いています。(もし、読み込みだけなら、"ro"と書けばよい)
 /usr/local
共有を許可するディレクトリです。 

上記のコマンドを実行しておきます。一度実行すれば、マシンをシャットダウンするorNFSデーモンを停止するまで有効です。

-ゲスト側の設定~
(コマンドプロンプトにて)
 # mkdir /work (マウントポイントを作成します。)
 # mount mahoro:/usr/local /work
上記のコマンドを実行しておきます。一度実行すれば、マシンをシャットダウンするまで有効です。

では、内容が共有されて、ディレクトリの中身が見えるか確認してみましょう。
(コマンドプロンプトにて)
 # cd /work
 # ls
"MAHORO"の/usr/localの内容が見えたら成功です。
うまくいかないようならば、/var/log/adm/message等のシステムログを参照してみましょう。 

**定常的に使うには? [#ua497f6e]
ここまでで共有の方法は分かったと思いますが、マシンを再起動するたびに これらの手順(コマンドラインから"share"&"mount")を踏むのは面倒です。
起動の度に、以上の設定を自動的に行うようにします。

それぞれのコンピュータについて、以下の内容をファイルに追加します。 mahoro:/etc/dfs/dfstab
 share -F ufs -o root=minawa,rw=minawa /usr/local
編集した後、/usr/lib/nfs/nfsdを再起動してください。(ホスト側で先に再起動しないと、ゲストがマウントできません)

minawa:/etc/vfstab
 elin6:/usr/local - /work nfs - no rw

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