Top / Elec / Analog / 4ch簡易ミキサー

はじめに

「ミキサーの自作」 PCや携帯プレーヤ、CDプレーヤなど、音楽再生機器を複数持っていることが多いと思います。
再生するソースを選択するために、配線のつなぎ替えやスイッチで切り替えを行う方法が一般的と思います。
頻繁に切り替えるような使い方が多いので、ここでは切り替えをなくすための、オーディオ向けミキサーを製作してみました。

01_front.jpg

回路図

03_curcuit.png



L ch側も忘れずに作ってください。

教科書通りの加算回路です。
単電源12V駆動のため、オペアンプの”+”に6Vのバイアスをかけます。
特に増幅を目的としているわけではないので、増幅率は”1”とします。
(オペアンプの中には、増幅率”1”だと安定しない物もありますので、
ほかのオペアンプを使用する際はデータシートを確認してください)

コンデンサは、オーディオ用の「ニチコン FGシリーズ」を使用しています。
(まとめて購入したので、結構お安く買えました・・・)
ケースを小型にするため、部品を極力減らしています。
そのため、入力ゲイン調整は設けていません。
パソコンや携帯プレーヤの、ソースの音量を調整することを前提としました。

DC12V電源は、スイッチング電源式のACアダプタを使用しています。

実装

ユニバーサル基板

04-01_kiban.jpg04-02_kiban.jpg
部品面です。
右側が入力、左側が出力です。
配線面です。

ケースへの組み込み

06_assy.jpgケースに組み込んだ状態です。
ごちゃごちゃしてます・・・反省

動作テスト

加算回路の動作確認

ファンクションジェネレータで基準の正弦波を発生し、ミキサーに入力します。

(黄色:ファンクションジェネレータの出力波形、紫色:ミキサーの出力波形)

05-01_sin_1in.png05-02_sin_2in.png
1chだけに正弦波を入力。
反転していますが、同じ振幅の信号を出力しています
1chと2chに正弦波を入力。
同相なので、振幅は2倍になっています


調整のポイント

特に調整する箇所はありません。
ソースとなる音源(CDプレーヤ、パソコンなど)の音量は、ミキサー出力側の音が割れない程度に調整してください。

ほかのオペアンプを使用する場合

一般的なオペアンプで、単電源用、あるいは両電源でも単電源動作できる物は、 どれを使用しても問題なさそうです。
ただし、電源電圧は+12Vですので、オペアンプの最大定格には注意してください。

下記のオペアンプは、差し替えても発振することなく使えました。

  • LMC662
  • NJM2114
  • NJM4580
  • NJM5532

所感

02_rear.jpg

パソコン2台をつないだままにしており、たまに携帯プレーヤを接続するような使い方をしています。
ミキサー出力は、先に製作したYAHAアンプにつないでいます。

ちょっとしたオーディオミキサーを作りたいときのの参考になれば幸いです。

参考資料

更新履歴

  • 2012-02-18 (土) 15:50:57 / 初版
  • 2012-08-15 (水) 20:17:57 / 写真差し替え、説明文訂正。

Elec



添付ファイル: file06_assy.jpg 282件 [詳細] file02_rear.jpg 531件 [詳細] file01_front.jpg 558件 [詳細] file04-02_kiban.jpg 603件 [詳細] file04-01_kiban.jpg 521件 [詳細] file03_curcuit.png 1151件 [詳細] file05-02_sin_2in.png 609件 [詳細] file05-01_sin_1in.png 548件 [詳細]
トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2012-08-15 (水) 21:50:21 (1803d)