TIのLM4752を使用した、オーディオパワーアンプの製作を紹介します。
マルツパーツ館で、これに似たパワーアンプのキットを見かけたのですが、
キット使ったら負けかなと思い(をい)、適当に部品を集めて、
そしてほったらかしになってたのを漸く組み立てました。
(といいつつ、ほぼデータシート通りの回路ですが・・・)
データシート通りという点では、LM4755でも同じように作ることができます。
とりあえず、アンプ基板のみを製作しました。
データシート通りの回路ですが、出力側の抵抗やコンデンサは手元にあったものを使う関係で、 少し定数を変えています。
Aカーブの10kΩ二連ボリュームを使用しています。
配線の参考です。
端子の両端は、入力側ステレオジャックのシールド線の、プラス側とGND側を配線します。
端子の中央から取り出したシールド線は、アンプユニット基板の入力につなぎます。
電源は12Vスイッチング電源のアダプタを使用します。
ヘッドホンや、小さいスピーカを鳴らす時の消費電流は、0.1A程度です。
特に調整する箇所はありませんが、結構パワーがあるので、
初めて鳴らすときは、十分ボリュームを絞ってから再生してください。
今まで製作したものと比べてはならないのですが、パワーがダントツに違います。
少々のサイズのスピーカなら簡単に鳴らしてくれます。
今回はユニット基板の組み立てのみですが、引き続き 周辺回路とケースへの組み込みを進めたいと思います。