大分前になりますが、トランジスタ技術10年9月号にて、
「オーディオ用OPアンプで作る ミニ・パワー・アンプ」という特集が組まれました。
ちょうど同じ時期に、YAHAアンプ1号機を作っていた事もあり、半導体アンプ製作の練習のために、
この記事(第一章:オーディオOPアンプで作るヘッドホンアンプ)を参考に作ってみました。
今回は教科書通りなので、省略です・・・オリジナリティも何もないのでorz
オリジナルは、新日本無線の「MUSES」を使っていますが、
ケチケチ生活の我がラボには、そんな物はないので、NJM4580でとりあえずこしらえてみました。
せめてコンデンサくらいは・・・と、今回はニチコンKZシリーズ「MUSE」を使用しました。
![]() | この飾り気のないデザインの中にちらりと魅せる、 金色で飾られた定格文字と「nichicon MUSE」のロゴが非常にカッコイイです 「『シ』の音符のシャイニングメロディ!」 |
特に調整箇所はありません。
入力側のボリュームを回していくと、ヘッドホンくらいの出力であればかなり元気にならすことができました。
下の写真は、タカチのケース「PB2」に納めた状態です。
右手側が入力、左手側が出力です。上部は正負12V電源を接続するターミナルです。右下は電源スイッチです。
もっぱら、オペアンプの聞き比べ用*1に使っています。
オペアンプの出力に、エミッタフォロワを加えて電流増幅するシンプルな構成で、
オペアンプの特性を非常に良く再生できる回路です。
高出力型の回路も紹介されていたので、次回作ってみようと思います。